雑誌の「読者アンケート」は、読者のニーズを吸い上げ、次の企画へつなげるための重要施策の一つ。しかし、大量のアンケートはがきの集計は、専任スタッフを設けるほどの作業量となります。
今回は、コロナ禍をきっかけに、社内で行っていたアンケート集計作業をエデュプレスへ委託され、大きな負担減につながった事例をご紹介します。

 

【出版社A社様の課題】

婦人向けの生活雑誌（月刊）を出版されているA社様では、「読者アンケートはがき」の集計を派遣社員に任せていました。
しかし、コロナ禍で正社員が在宅ワークになると、やむなく派遣社員の雇用もストップ。アンケートはがきの集計は、正社員が出社の折に時間を見つけて行っていました。

昨今の読者アンケートは、Webによるオンライン回答がほとんどですが、A社様は雑誌のメイン読者層である中高年の声を大事にしたいという意向から、はがきによるアンケート回答も多数。手書きの感想の入力には手間がかかり、お話を伺ったときには10カ月分も集計が滞っている状況でした。

 

【エデュプレスの対応】

エデュプレスでは、BPOサービスの一つとしてアンケート集計業務を請け負っています。これまでにも、展示会来場者のアンケート集計、病院関係者へのアンケート集計など多くの実績を積み上げてきました。

A社様が、アンケートはがきの集計を外部委託するにあたり心配されていたのは、費用面と個人情報の取り扱いです。

費用面については、派遣社員の人件費と同額程度に収めたいというご要望がありました。
作業量を確認したところ、これまで2週間ほどかかっていた作業日数が当社であれば3～4日に削減できることがわかり、費用はもちろん納期についても十分ご希望に沿うことが可能でした。

また個人情報の取り扱いについては、エデュプレスの実作業担当者も交えて丁寧にご説明。
エデュプレスの個人情報の徹底した管理体制から、アンケートはがきの受け渡し方法、入力ルールや集計データの作成方法、データの納品形態までを詳しくお伝えすることで、ご不安を解消することができました。

今では、アルバイトを雇っていたWebアンケートの集計作業もお任せいただき、はがきの集計結果とWebアンケートの結果を合わせ、より分析しやすいデータにしてお納めしています。
納品データの内容には大変ご満足いただけており、負担減とコスト削減につながるアウトソーシングができたと喜ばれております。

また、アンケートの集計スピードが上がったことで、雑誌コンテンツへ読者の声がタイムリーに反映できるようになったと好評をいただいています。さらに、広告募集における、広告代理店へのエビデンスとしても役立っているようです。