記念事業や販促にWebを活用し
デジタルマーケティングで営業をサポート

左から、企画推進部 企画推進課 主任 本橋様、野﨑様、課長 小原様、主査 熊谷様

お話を伺った方
企画推進部 企画推進課 主任　本橋 直也 様
企画推進部 企画推進課　野﨑 優奈 様

認知度アップ、イメージアップにつながったフォトコンテスト

       

—Webフォトコンテストを実施することにした経緯を教えてください。

野﨑様：当社が2022年に創業75周年を迎えるにあたり、お客様へ何か還元できないかと検討を始めたのですが、当時はコロナ禍。そこで、営業スタッフやお客様が接触することがなく、企業ブランドを向上できる企画にしたいと思い、Webを活用したフォトコンテストを実施することにしました。

―フォトコンテストの企画はコンペで募ったとお聞きしました。

野﨑様：私たち営業部門はWebに関する知識があまりなかったため、フォトコンテストをWebで開催するためには何が必要か、何をすればよいかがわかりませんでした。そこで企画コンペを行うにあたり、企画だけでなく制作などもすべてお願いできることを条件に入れました。

―そのコンペで、エデュプレスを選んでくださった理由を教えてください。

野﨑様：一番の理由は企画・提案力です。コンペは3社にご参加いただきましたが、その中で最も当社の要望をご理解されていて、そのうえでプラスアルファの最適な提案があったのがエデュプレスさんでした。資料もわかりやすく、我々をしっかりサポートしてくれそうだと思えたことも大きいです。

―フォトコンテストの実施にあたり、大変だったことはありましたか。

野﨑様：打ち合わせや資料のチェックはそれなりに大変でしたが、開催準備はほとんどエデュプレスさんにお任せしていましたので、だんだんと形になっていく施策について期待しかありませんでした。大変といえば、応募写真が多くて確認が大変でしたが、これは嬉しい悲鳴でした。

―どのような方から応募があったのですか。

野﨑様：応募作品のテーマは「身近で見つけたネグロスを撮って送ろう！」とし、街中でネグロス電工の商品が使われているシーンを送っていただきました。応募総数は1,397件で、その4割がフォトコンテストでネグロス電工を初めて知った方でした。B to Bが主流の当社ですが、応募の7割以上が工事関係以外の業種の方で、主婦層からの応募も多く、このフォトコンテストでネグロス電工の名前を広く一般の方に知っていただくことができました。

―うれしい結果ですね。社内外からどのような反応がありましたか。

野﨑様：応募者への任意のアンケートでも「街中で楽しく写真が撮れた」「毎日ネグロス（製品）を探している」「またやってほしい」など、好意的な意見が多くうれしく思っています。ご自身のブログに受賞の喜びを載せてくださった方もいました。

社内でも好評で、営業スタッフや本部長など、お客様と向き合う方々からも「良かった」という声が聞かれました。

 

営業を介さず、商品へのタッチポイントを増やすWeb広告

       

―フォトコンテストに続いて、商品「タフロック」のWeb広告運用をご依頼いただきました。

本橋様：当社のデジタルマーケティング戦略には、営業スタッフを介さずに売れる仕組みを構築したいという考えがあります。それにはWeb広告が有効だとフォトコンテストの結果からも実感できましたので、Web広告を活用した販促のご提案をお願いしました。

       

―Web広告の成果について教えてください。

本橋様：Web広告は、2022年から2023年にかけて６カ月間運用しました。コンバージョンに設定したのが比較的ハードルの低い素材DLだったこともありますが、1,000件近くのCVを獲得するなどとても良い結果が出ました。当社商品の訴求を目的としたWeb広告運用は初めてでしたが、初動としてのコストベネフィットは充分に得られたと感じています。この運用で得られた結果を元に次の施策を考えています。

―どのような施策でしょうか。

本橋様：実は以前から、当社商品をご利用もしくはご検討いただいているユーザー様のユーザービリティ向上を目的としたシステム開発を進めていました。今回のWeb広告運用で、エデュプレスさんには広告流入ユーザーの受け皿となるLPも制作いただき、先程述べたような良い結果が得られましたので、この開発中のシステムを組み込んだ特定の商品ページを制作いただいているところです。

 

今後のデジタルマーケティングの予定

―よろしければ、今後のデジタルマーケティングのご予定を教えてください。

本橋様：私たちの商品は少しニッチなところを攻めており、ユーザーがあまり表面化していません。社内に導入している営業支援システム等の情報からリサーチすることも必要ですが、ホームページや商品情報サイトの活用、Web広告の運用から、ターゲットユーザーとそのニーズまで把握できればと考えています。

―営業スタッフを介さずに、ユーザー情報やニーズを収集していくということですね。

本橋様：営業のマンパワーにより認知を広げる努力も大切ですが、その手間の部分をWeb広告・Webサイトが担い、最終的に当社商品の購入につながれば、我々がWebを活用した意義もあるし、会社への貢献度も高いと思っています。

―エデュプレスにはどのようなことを期待されますか。

本橋様：前述のように、エデュプレスさんの企画・提案力に期待しています。さらに我々の業界を把握していただき、そこにマッチするWebを活用した新しい施策をご提案いただけると嬉しいです。

―ありがとうございます。ぜひ、ご協力させていただきたいと思います。