カタログやチラシなど印刷された販促物は、一度にある程度の数を作らないと1冊・1枚の単価が割高になるため、必要な数より多めに作ることが多いと思います。そしてそのために、置き場所を確保したり数や種類を把握したりと、在庫管理に頭を悩ませるシーンも多いと思います。
例えば、コストの面からみた課題としては
・在庫の保管スペースにかかる費用
・在庫管理を行う人の手間と労力
・不要になった在庫の廃棄にかかる費用・資源のムダ使い
などが挙げられるでしょう。
しかも昨今では、激しい物価変動に合わせて製品価格が頻繁に変わったり、製品開発や販売マーケティングのスピード化で情報がすぐに陳腐化したりなど、在庫がムダになるケースが増えているのではないでしょうか。
必要なぶんだけ印刷して、在庫レス・廃棄レスに
在庫を持たなくても、必要になったら必要なぶんだけ印刷できる方法にオンデマンド印刷(POD)があります。
主流のオフセット印刷より、スピーディーで、小部数でもリーズナブルに印刷できるという利点があります。
オフセット印刷とオンデマンド印刷の大きな違いは、印刷用の「版」があるかないか。オンデマンド印刷は、「版」を作らずデジタルデータから直接出力・印刷を行う、高性能なプリンターと考えると分かりやすいと思います。
■オンデマンド印刷のメリット
・小部数でも単価が安い
・短納期に対応できる
・用途に合わせて宛名など可変印刷ができる など
■オンデマンド印刷のデメリット
・大部数だと費用が割高になる
・印刷できる用紙のサイズや厚さに制限がある など
印刷物の仕様にもよりますが、100部程度の小ロットならコストメリットが得られる可能性が高く、
・初回の部数は少なめでよいからとにかく急ぐ
・掲載情報が頻繁に変わる可能性がある
・ターゲットにより少しだけ内容を変えたい
といったものであれば、十分検討する価値があるといえます。
在庫管理と発送をアウトソーシングして効率化
在庫を少なくすることができたら、次に考えたいのは在庫管理の効率化です。管理担当者は常に在庫数を把握し、不足があれば発注を行い、複数拠点への発送を依頼しなければならず、その労力はアイテム数に比例して大きくなります。また、突然訪れる商機を逃さないためには、ある程度の在庫も必要となるでしょう。
こうした在庫管理、出荷・配送業務の効率化にはITの活用が有効です。クラウドを利用した一元管理を行うことで、担当者の手間を軽減し、業務効率を高めることができます。自社内に一から仕組みを作るのは大変ですが、専門業者にアウトソーシングをすれば、安心して速やかに効率化することも可能です。
在庫レスと管理・発送の効率化、同時に実現したいなら…
エデュプレスでは、効率的な在庫管理、出荷・発送の方策として「オンデマンド印刷」「在庫管理&発送」両方の機能を備えたサービスをご提供しています。
在庫の保管はエデュプレスで行い、お客様はWeb上から在庫数を確認し、出荷を指示するだけ。また在庫数が不足していたら、Web上からオンデマンド印刷による増刷発注も可能です。お客様の在庫管理・発送の効率化に向けてぜひご検討ください。
ご希望の方には詳しい資料をお送りいたしますので、下記までお知らせください。